フォース制御 vs コンプライアンス制御
パラメータを設定し「開始」ボタンを押して挙動の違いを観察しましょう。
フォース制御
接触力:
0.00
N
目標接触力:
1.50
N
コンプライアンス制御
仮想バネの力:
0.00
N
バネ定数:
0.050
操作パネル
目標位置
開始
リセット
各制御方式の特徴
フォース制御
指定された力で正確に対象物を押すことができる。
力の制御が主目的であり、位置は結果として決まる。
硬い接触になりやすく、対象物やロボットにダメージを与える可能性がある。
研磨やバリ取りなど、一定の力で加工する作業に適している。
コンプライアンス制御
バネのように柔軟な動きで、外力に対して受動的に追従する。
位置のずれに応じて力を調整するため、安全な接触が実現できる。
人間と協働する作業や、位置が不確かな対象物の組み立てなどに適している。
力と位置を同時に制御できる。